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屋上緑化
屋上緑化
施工前 施工後

屋上緑化の効果

  1. 環境問題からの屋上、ベランダ

  2. 屋上・ベランダ緑化の効果

  3. 屋上保護乾式システム

  4. カナート緑化システム

  5. 植物の大きさによる必要土壌厚

1.環境問題からの屋上、ベランダ TOPへ

地球環境に貢献する

緑の植物とその生育基盤である土壌には、温度・湿度など都市気候の改善、二酸化炭素吸収・酸素放出・汚染物質吸着などの大気浄化、雨水の急激な流出制御、自然環境回復などの都市全体に好影響をおよぼす効果がある。加えて、屋上の緑化には温度変化軽減による躯体ひび割れ防止などの建物保護効果、日射による室内温度変化軽減などの省エネ効果がある。
  • 都市気候の改善
    屋上が緑化されていないと熱容量の大きなコンクリート面がむき出しとなり、太陽光で熱せられて都市内の気温をより上昇させてしまう。ヒートアイランド現象の対策として都市型緑化が必要とされています。
  • 省エネルギー効果
    電力会社には、夏季のピーク時に合わせた発電能力が要求されており、新たな発電所を必要としています。しかし、このピークをカットできれば現状の発電量でしばらくは賄えることができます。屋上緑化は断熱性能があり、生活(室内)環境を向上します。

都市景観の向上

都市景観の向上の面からも屋上・ベランダのガーデニングは効果が大きく、各家庭の試みにより街全体が美しく・素晴らしい街並みをつくることができます。

このような中で、屋上緑化が環境改善に有効であるということが認識されたためか、緑化を推進する声がさまざまな分野から聞こえ、行政機関緑化条例を制定して環境への配慮を積極的に行ってきている。

「東京における自然の保護と回復に関する条例施行規則」
「東京都緑化指導指針」
「自然保護条例24条 (公共施設の緑化義務)」
「自然保護条例25条 (民間施設の緑化義務)、自然保護条例施行規則、緑化指導指針」
2.屋上・ベランダ緑化の効果 TOPへ

地球環境の保全

省エネルギー型まちづくり。
温暖化原因物質の二酸化炭素吸収。
大気汚染物質の吸収。

都市気象の緩和

水分を蒸散し気温の上昇を防ぎ、ヒートアイランド現象の緩和。

建築物の保護

温度変化軽減による、躯体及び防水層のひび割れ防止。
紫外線から防水層を保護。

都市の不快さをやわらげる

騒音の防止
火災延焼の防止
都市型洪水の防止
日射を調整する(直射・照り返し)
防風
遮へい、隠ぺいによるプライバシーの確保
室内への焼け込み軽減
冬季は室内の保温

都市生活の質の向上

潤いや安らぎを感じさせる。
ストレスを癒す。
季節を感じさせる
趣味の場となる(栽培・収穫)
子供の情操教育

都市の生態系保全

虫・鳥・小動物の棲息地
多様な生物種の定着とそれによる天敵の出現
3.屋上保護乾式システム TOPへ
 屋上防水の仕上げ材の役割は屋上利用、意匠性、防火性、住環境の改善、防水層の耐久性向上などが考えられる。従来はコンクリート押えを施工して、これらの目的に対応していたが、押えコンクリート仕上げにも問題点が多く(荷重・工期・天候・伸縮目地・防水の改修性・施工時および施工後における防水層の損傷)また近年建物形態用途の多様化に伴い環境性、意匠性、施工性、軽量化、省力化、改修性が今まで以上に強く求められてきた。
=乾式システムに要求される性能=
1.用途に応じた性能 歩行頻度(軽歩行、歩行、重歩行)
保護材の性能(耐圧性、耐磨耗性、耐候性、耐鳥害性、耐凍害性)
2.環境性 遮熱性(断熱性)、無公害、バリアフリー
3.意匠性 クライアント、設計者、地域環境の充足
4.施工性 仕上り状態の均質化
5.軽量性 施工性の改善、荷重の低減
6.省力化 工期短縮、コスト低減
7.維持管理(LCC) 防水層のメンテナンスおよび仕上げ材の再利用

ここに、これらの問題点を考慮しながら屋上防水の仕上げ材として開発された乾式緑化システムを紹介します。

4.カナート緑化システム TOPへ
 ここで紹介するカナートシステム(屋上緑化工法)は、在来工法と異なり防水層の上に保護コンクリートを施工せず、直接乾式工法で緑化基盤が施工できます。それにより荷重、工期、コスト低減に効果的です。
仕様
CT−2工法
工程1 カナートベース 耐衝撃層(防水層保護)
工程2 カナートシート 透水・耐根シート
工程3 カナートマット2号 排水層
工程4 カナートフィルター 客土流出防止・透水シート
工程5 ラピュタソイル 人工軽量土壌
補助材
カナートドレンカバー 屋上緑化専用ドレンカバー
ネットライト 通気・排水DOパイプ
カナートウォール 軽量擁壁材

特徴

  1. 防水層の耐久性向上
  2. 保護コンクリート不要
  3. 在来工法に比べ荷重が低減できる。(芝生の場合)
  4. 断熱遮音効果
  5. 日本の風土にあった排水機能(カナートマット)により、
    水腐れ・根腐れを防止
主な施工実績
  ・新潟市民芸術会館、空中庭園
400m2
・東京湾岸道路(うみほたる)
15,270m2
・横浜ランドマークタワー
2,000m2
・静岡文化芸術大学 
1,200m2
5.植物の大きさによる必要土壌厚 TOPへ
 人工軽量土壌は、軽量なだけでなく保水性が良く自然土壌と同じ保水量を確保するにはその分土壌量を減らすことができる。
 自然土壌を使用する場合の1/3〜1/10の荷重で済むことになる。
植物の大きさ 芝生 背の低い草花 背の中位の草花 背が高い草花・灌木 中木 高木
5〜10cm 10〜30cm 30〜60cm 60〜120cm 120〜200cm 200〜400cm
土壌の必要厚さ 15cm 15cm〜 20cm〜 25cm〜 30cm〜 40cm〜
自然土壌 240Kg 240Kg 320Kg 400Kg 480Kg 640Kg
軽量土壌 150Kg 150Kg 200Kg 250Kg 300Kg 400Kg
超軽量土壌 90Kg 90Kg 120Kg 150Kg 180Kg 240Kg
  • 自然土壌は「黒土」とし比重1.6で計算
  • 軽量土壌は比重1.0で計算
  • 超軽量土壌は比重0.6で計算
  • 過重は土壌部分のみの重さであり、計画を進める上では防水層、排水システム、縁材、植物その他の重さを加えて計算する。

 (超)人工軽量土壌

ラピュタソイル2号  湿潤比重:0.66
 経年変化に耐え、安定的な土壌構造を持つ軽量な無機質の材料を混合した人工土壌です。通気性、透水性、保水性、保肥性が良く有効水分量が自然土壌の約2倍程度有り、計画土壌の厚さを薄くすることが可能です。
ラピュタソイル3号  湿潤比重:0.6
 安定的な土壌構造を持つ軽量な無機質の材料に、有機質を効果的に混合したタイプで、保水性と保肥性を一層高めた人工土壌です。特に草花や家庭菜園に適しています。

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