改修のチェックポイント

仕様選定に当たってのチェックポイント

改修後の建物用途（歩行・軽歩行・非歩行） 既存の防水層の種類 既存防水層の経年・劣化程度 費用・工期 改修下地に対する適応性（納まり・構造等を含む） 施工環境・社会的適応性（騒音・振動・煙・熱・臭気等） 改修工事中の雨養生 新設改修工法の施工性（施工空間の確保を含む） 改修工法の実績・信頼性 改修後の防水層の耐久性 断熱性能の付与（省エネ・結露防水・居住性） 地域条件（強風・塩害・亜熱帯・鳥害等） 建物の種類（公共性・重要性等の見地） 脱気筒の必要性 メンテナンス 再改修 その他の事項

防水工事に伴うチェックポイント

改修工事の時期 立上り部・ドレンまわり等の保護層あるいは防水層の処理 左官工事・はつり工事・板金工事等の必要性 水勾配調整の必要性 既存物の一時あるいは部分撤去（配管・手摺・ブロック・架台などの不要物等） 押え層の伸縮目地の処理方法 下地の調整方法（材料等） 防水納まり方法の具体的方策 脱気筒の取付け、種類・個数・箇所 二重ドレンの必要性 その他の事項

改修工法の選定に当たっては、できるだけ、既存の露出防水層あるいは保護押さえ層を残す「かぶせ」方式で検討する方が利点があると判断されて、その採用件数も多くなっています。